腸内環境とメンタルヘルスの深〜い関係

みなさんは緊張したりストレスがかかったときにお腹が痛くなったことはありますか?

普段私はあまり緊張をしない方なのですが、先日、小学生の息子の懇談の前におなかが痛くなってしまいました。(笑)

懇談の当日は「息子のダメなところばかり指摘されたらどうしよう」と朝からぐるぐる考えていたらお腹までぐるぐると痛くなってしまいました。

幸い、担任の先生には前向きなお話をしていただき、ほっとしたら途端におなかの痛みもなくなり・・

メンタルとお腹の状態には何か関係があると以前から感じていたので、今回「腸内環境とメンタルヘルスの関係」について調べてみました。

どうやらやはり、私たちの腸と脳は密接に繋がっているようです。

腸内環境がメンタルヘルスに与える影響

腸内環境がメンタルヘルスに大きな影響を与えることが知られています。この「腸脳相関」は、迷走神経を介して腸と脳が直接コミュニケーションを取るメカニズムです。健全な腸内環境を維持することが、メンタルの安定に寄与するのです。

  1. セロトニンの生成 セロトニンは「幸せホルモン」として知られ、感情の調節や幸福感に重要です。興味深いことに、セロトニンの約90%は腸内で生成されます。腸内環境が整っていると、セロトニンの生成が促進され、メンタルの安定に繋がります。
  2. ストレス軽減 健全な腸内環境は、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを調整し、ストレスに対する抵抗力を高めます。腸内の善玉菌が多いと、ストレスに強い身体を作ることができます。

腸に良い発酵食品

腸内環境を整えるために、発酵食品の摂取は非常に効果的です。以下に、腸に良い様々な発酵食品を紹介します。

  1. ヨーグルト プロバイオティクスが豊富で、腸内の善玉菌を増やす助けになります。
  2. キムチ 発酵させた野菜で、乳酸菌が豊富です。ビタミンやミネラルも多く含まれています。
  3. 納豆 大豆を発酵させた日本の伝統食品で、ナットウキナーゼという酵素が血液の流れを良くします。
  4. 味噌 大豆を発酵させた調味料で、味噌汁などで手軽に摂取できます。プロバイオティクスが豊富で、腸内環境を整えます。
  5. 漬物(ぬか漬け、しば漬け、奈良漬けなど) 乳酸菌が豊富で、腸内の善玉菌を増やします。
  6. 醤油 大豆、小麦、塩、水を発酵させて作る液体調味料。 アミノ酸が豊富で、消化を助ける働きがあります。
  7. 塩麹(しおこうじ) 米麹と塩、水を発酵させた調味料。酵素が多く含まれ、消化を助けます。
  8.  米を発酵させて作るアルコール飲料。適量の摂取で血行を良くし、ストレス解消に役立つことがあります。

健康的な生活習慣と発酵食品の摂取

腸内環境を整えるためには、バランスの取れた食事と共に規則正しい生活習慣が重要です。以下のポイントに注意しましょう。

  1. バランスの取れた食事 多様な発酵食品を日常的に摂取し、腸内の善玉菌を増やします。
  2. 規則正しい生活 十分な睡眠と適度な運動が、腸内環境を改善します。
  3. ストレス管理 瞑想や趣味の時間を持つことで、ストレスを軽減し、メンタルの安定を図ります。

年に数回、海外からのバイヤーも多くいらっしゃる大規模な日本の食品展示会を訪問するのですが、ここ数年、醤油、塩こうじなど発酵食品の展示が非常に増えています。

また、弊社に発酵食品目当てにお問い合わせをくださる海外の企業様の増加や、越境ECでの発酵食品商品のここ数年の売れ行きを見ても、世界中の方々が日本の発酵食品を必要としていることを肌で感じています。

「日本人は欧米人よりも腸が長い」と聞いたことがあります。

昔から日本人は発酵食品の大切さをわかっていたのかもしれませんね。

腸内環境を整えることで、メンタルの安定を実現することができます。日常生活の中で発酵食品を積極的に取り入れ、心身ともに健康な生活を送りましょう。

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腸活と腸内細菌の健康メリット:善玉菌の重要性と増やし方

残暑厳しい中、この季節 体調を崩しやすいとよく言われますが、
その理由のひとつに、自律神経の乱れ…という事が考えられます。

そんな不安定な時期に取り入れたいのが「腸活」
腸内環境を整え、自律神経のバランスをサポートする、
日々の健康維持に役立つ腸活についてご紹介をさせていただきます。

腸活に欠かせない腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(健康なときは静かな菌ですが、体が弱るなどすると悪い働きをする菌)」の3グループに分けられ、程よいバランスを腸内で保っています。
乳酸菌などの善玉菌が優勢の状態が、健康的な腸内環境と言われ、
この腸内の健康を意識した食事、運動などを取り入れる事を腸活と言われています。

この健康はもちろん、認知機能に良い働きをもたらす、お腹の脂肪改善、睡眠の質改善など、優れたメリットをもたらす、
腸活の重要な善玉菌をはじめ、様々な腸内細菌について、調べてみました。

腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息していることが知られています。
体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。
善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を十分にとって、同居人である腸内細菌と協同して健康を作ることが大切です。

ヒトの腸管、主に大腸には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌(腸内細菌叢(そう)や腸内フローラとよばれます)が生息しています。

ヒトの腸内細菌は、善玉の菌と悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌と、大きく分けて3グループで構成されています。
これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。
腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で、次に善玉菌が多く、悪玉菌は少数です。


腸内細菌の種類は個人によって極めて多様で異なり、さらに食事・在住国などの要因によっても異なるとされています。
また、菌の数は年齢によって増減はあるものの、菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないことも報告されています。
例えば抗生物質の飲用や食中毒では腸内細菌は大きく変動しますが、時間の経過とともに元に戻るとの報告があります。

悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。
腸内細菌は肥満、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの疾患と密接な関係があり、

これらの患者の腸内細菌は健常者と比べて著しく変化していることが知られています。
一方、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌(正確には乳酸桿(かん)菌)などの善玉菌が優勢であり、

その他の菌ができるだけ劣勢である状態です。

善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。
さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫機能を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。

腸内の善玉菌の割合を増やす方法には、大きく分けて二通りあります。

まず一つめは、健康に有用な作用をもたらす生きた善玉菌である「プロバイオティクス」を直接摂取する方法です。
食品ではヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものです。

ただし、これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはないとされています。

そのため、毎日続けて摂取し、腸に補充することが勧められます。
なお、善玉菌は生きて大腸まで到達しないと意味がないと言われますが、死んでしまっても善玉菌の体を作る成分に有効な生理機能が期待できます。

二つめは、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある「プレバイオティクス」を摂取する方法です。
食品成分としてはオリゴ糖や食物繊維で、これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれています。
消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内にもともと存在する善玉菌に、好きな炭水化物の「エサ」を優先的に与えて、数を増やそうという考えです。
オリゴ糖は、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどの食品にも多く含まれていますので、これらの食材を食事に取り入れると良いでしょう。
また特定保健用食品などで市販されているものもあるので、効率的に摂取するにはこれらを利用するのも一つの方法です。

市販されているオリゴ糖製品の有効摂取量は、一日あたり2〜10gです。
しかしオリゴ糖を急に摂取すると下痢を起こしたり、おなかが張ったりすることがあります。
このような場合には1回の量を2〜3回に分けて摂取する、または1日あたりの摂取量を減らして数日間かけて推奨されている摂取量まで増やす、という方法があります。

オリゴ糖に対する腸内細菌の「慣れ」を考えながら摂取することが重要です。

腸内細菌が健康的な好ましい状態であるかどうかを知るもっとも簡単な方法は、便を観察することです。

善玉菌がたくさん酸を作っていると、色は黄色から黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、形状は柔らかいバナナ状が理想です。
逆に黒っぽい色で悪臭がある便は、腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。

健康づくりにはおなかの中の同居人である腸内細菌の状態を良く知り、仲良くなることが大切です。